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第10話《③学習編》道に迷わない地図を描くポイント

2011年3月25日 11:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
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恵賀くんは初瀬くんの目を見つめて、「常識の力を借りるんだ」と静かに告げました。
「逆に常識に逆らうと、伝えようにも伝わらないことがある。逆に......」

「地図では北が上になるから、東は右側で西は左側。だから、大阪から東京に向かう場合には、左から右へ流れるように描く。ほら、この新幹線のようにね。逆に東京から大阪への移動を示す場合は、右から左へと描く。逆に......」
と、恵賀くんは新幹線らしき絵を空中に描きます。

「人を描くときは、頭部を球体。身体を円錐にするとそれらしいよね。そこで男女の描き分けるには、その身体部分に特徴を出す。男性なら下にすぼませ、女性なら逆に拡げる。スカートをはいているかのように見せるわけだね。逆に......」
と、全身を使ってその形を真似ています。

「こうした常識的なモノの見方を利用することで、相手が受け取るイメージの威力が増すのさ。提案書などの資料づくりにも役立つよね」と、恵賀くんは手を挙げたり足を上げたり、はりきって説明をしました。
すると何だか楽しくなってきた恵賀くん。
そのままアップテンポな『ストレンジャー』を口笛で奏でながら、初瀬くんの存在を忘れて踊り続けました。

第10話おわり

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